航空・旅行記者として高名な緒方信一郎さんの公式ブログに僕のホームページなどご紹介いただきました。緒方さんとはMONOQLOプレミアムという同じムックでお仕事させていただいたことがきっかけで交流させていただいております。 

航空・旅行記者、緒方信一郎のブログ 
http://ameblo.jp/flyogata/entry-11575096908.html 
 

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その中で興味深い記述がありました。 
   
「瀧澤さんは主に国内ホテルを中心に評論されています。で、実は海外のホテルをこういった信用できる形で評論できる人はいません。このブログをお読みで挑戦したい方がいたらいかがでしょうか(笑)」 

この記述は僕の評論家としての矜持をうまく表してくれています。「実は海外のホテルをこういった信用できる形で評論できる人はいません」という部分です。ホテルジャーナリストとして、メディアへ海外ラグジュアリーホテルの「素敵な物語を紹介」されている方は何人かおられます。旅行ジャーナリストとして旅の一環として海外の日本人向けホテルなどを紹介している方もおられます。素敵なホテルを広く紹介していくのがジャーナリストの仕事だとすれば、評論家の仕事は、紹介というよりはどこが優れているのか、どこが劣っているのかを客観的なデータを元に忌憚無く論評した上で広く知らしめることです。時にしてホテルの収益に影響を及ぼす場合もあるデリケートな行為です。優劣を論じるということは比較するということです。比較するということは「他と比べる」ということです。すなわち同地域同クラスのホテルにどれだけ宿泊して取材しデータ蓄積し分析できるのかが勝負になります。ホテルのランキング付けも同様です(これも僕には悩み悩み抜く大変な仕事のひとつ)。 

そうした意味で海外のホテルを評論するというのは、趣味で写真をアップしてホテルレビューを書くくらいであればいいのでしょうが、プロの評論としてやるのは大変なことだと思います。もちろん僕には手を出せません。特定の国や地域に絞り徹底するか、日本人のために海外のホテルと日本のホテルを比較して良し悪しを書くというアプローチはあるかもしれません。しかし、世界的な上級会員プログラムの高級ホテルチェーン間の比較ならまだしも、相手からしたら「日本ホテルと比べられても」と納得できないでしょうし(笑)各地域の風土や経済や歴史など幅広い知識がないと正確な論評にはならないでしょう。 

僕は幸運にも、コンサルタントの仕事で15年ほど前から全国各地へ頻繁に出向くことになり(行ってない県はない)幸運にもホテル評論のためのコストはかけずともホテルに宿泊することになりデータの蓄積ができました。次第にホテル利用の機会は増えていき、多い年もあれば少ない年もありますが、最低100泊~多いときは200泊のデータを蓄積していき、5年前に通算1000泊くらいになったところで、ホテルライフ評論家としてデビューしました。日本国内という至極限定された場所で1000泊しても、未だ日々正確な論評を追求しているのですから、海外のホテル評論というのは僕には想像すらできない行為です。 

「このブログをお読みで挑戦したい方がいたらいかがでしょうか(笑)」 

海外ホテル評論家のご搭乗、間違えたご登場、心からお待ち申し上げております!